(血糖)
血液中に存在し、必要な組織へ運ばれる糖質。
ENERGY FOR MOVEMENT
私たちが体を動かすとき、
エネルギーはどこから
来るのでしょうか。
運動生理学の基本的な考え方を、4つのエネルギー源と体内の貯蔵量から読み解きます。
FOUR SOURCES
通常の運動でまず使われるのは糖質です。素早くエネルギーに変わる一方、体内に蓄えられる量には限りがあります。
血液中に存在し、必要な組織へ運ばれる糖質。
筋肉に蓄えられ、運動時に使われる糖質。
脂肪組織から動員され、エネルギー源として使われます。
グルコースが不足した状態では、筋肉もエネルギー源になり得ます。
ENERGY STORAGE
エネルギーの貯蔵量には、大きな偏りがあります。
糖質の貯蔵場所は、主に筋肉・肝臓・血中の3か所に限定されます。一方、脂肪は体の各所に貯蔵されており、量が多いのが特徴です。
MUSCLE FIBERS
筋肉は、使うエネルギー源によって大きく3つのタイプに分類されます。
グルコースのみを利用。短距離走のような瞬発的な運動で主に働きます。
グルコースと脂肪酸の両方を利用する中間的な筋線維です。
脂肪酸を利用。マラソンのような長時間の運動で主に働きます。
ENERGY PATHWAYS
長時間の運動では、何をエネルギー源にするかが重要になります。
過度な持久力トレーニングなどでグルコースが不足すると、脂肪だけでなくタンパク質も使われ、最終的には筋肉を分解してエネルギーに変えるおそれがあります。
脂肪酸の利用を優先することは容易ではありません。脂肪の利用を優先させるには、肝臓におけるエネルギー燃焼サイクルの切り換えが必要とされています。
グルコースからATPを生成する過程では、乳酸が発生します。
脂肪酸からATPを生成する経路では、乳酸の発生が少ないことが知られています。