運動時のエネルギー源について

私たちが体を動かすとき、エネルギーはどこから来るのでしょうか。運動生理学の基本的な考え方をご紹介します。

4つのエネルギー源

運動時に使われるエネルギー源は、主に次の4つです。

  1. 血液中の糖分(血糖)
  2. 筋肉のグリコーゲン
  3. 血中の脂肪(遊離脂肪酸)
  4. タンパク質

このうち、通常の運動でまず使われるのは糖質です。糖質は素早くエネルギーに変わりますが、体内に蓄えられる量には限りがあります。

体内に蓄えられるエネルギーの内訳

体内に貯蔵されているエネルギーの割合を見ると、大きな偏りがあることが分かります。

脂肪 80%
たんぱく質 18%
脂肪 80% たんぱく質 18% 糖質 2%未満

糖質の貯蔵場所は、主に筋肉・肝臓・血中の3か所に限定されているため、貯蔵量には限界があります。一方、脂肪は体の各所に貯蔵されており、圧倒的に量が多い。

つまり、多くの人は全体の2%に満たない糖質から、運動エネルギーを引き出していることになります。貯蔵量の多い脂肪を運動エネルギーとして活用できたら——それがVESPA開発の原点でした。

筋線維とエネルギー源

筋肉は、使うエネルギー源によって大きく3つのタイプに分類されます。

筋線維 使用するエネルギー源
FG筋 グルコースのみを利用
FO筋 グルコースと脂肪酸を利用
SO筋 脂肪酸のみを利用

短距離走のような瞬発的な運動ではFG筋が、マラソンのような長時間の運動ではSO筋が主に働きます。長く動き続ける競技ほど、脂肪酸の利用が重要になるということです。

グルコースが不足すると

過度な持久力トレーニングなどによりグルコースが不足すると、脂肪だけでなくタンパク質(筋肉)も使われます。最終的には筋肉を分解してエネルギーに変えてしまうため、体にダメージを受けるおそれがあります。

しかし、エネルギー源として脂肪酸を優先的に使えるようにすることは、容易ではありません。脂肪の利用を優先させるためには、肝臓におけるエネルギー燃焼サイクルの切り換えが必要とされています。

乳酸との関係

グルコースからエネルギー(ATP)を生成する過程では、乳酸が発生します。乳酸は筋肉疲労の原因物質のひとつとされてきました。

一方、脂肪酸からATPを生成する経路では、乳酸の発生が少ないことが知られています。長時間動き続ける競技において、エネルギー源の選択が意味を持つのはこのためです。

※本ページは一般的な運動生理学の考え方をご紹介するものであり、特定の製品の効果を説明するものではありません。
※VESPAは清涼飲料水です。効果効能を保証するものではありません。

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